2020-01-01から1年間の記事一覧
心身共に電池が切れて早一年。 身の周りを改めようにも、痩せた土壌に植物を植えても枯れてゆくように何も育つ事がない。 自分が持って生まれたものや環境から逃れる事だけに必死になり、夢想に生き、滑稽で無理な背伸びばかりして来た。 この頃は手にしたも…
母の事をひと言話すと、人々は「いい人」と言う。もっとあけすけな方は「そんなお母さまを受け入れて、今度はあなたが理解して差しあげる事が出来ませんか?」と。 父の事をひと言でも話すと、男性達はなぜか、同情してひとり肯く。DVに走るエリート男性とい…
療育なんて誰もしてくれない環境で育っている。 衣食住以外のケアなどもしてくれる人は碌に居なかったけれど、誰かが同じ苦労をするべきなど全く思わない。 一時、二言目には「私達の頃は〜」とお説教や愚痴や、自慢話の尽きない小母さま方と働いていた。…
ここ数年、構って貰っていた人が蝶や蛾に執心している。その人はいわゆるパラフィリアを抱えている人で、ややロリータ・コンプレックスの傾向がある人でもあった。 顔見知りになり月日が経つにつれて、蝶も蛾もその人に直結する生き物、或いは死物になってし…
ブログ名の「Charmed Life」は、十代の頃に繰り返し読んだ児童書から取った。 英国の作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏の著作「魔女と暮らせば」(旧題「魔女集会通り26番地」)の原題であり、本書の物語を表す、様々な意味を含んだ掛け言葉になっている。 …